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サーバーサイド言語の人気どころ6選をご紹介!それぞれの特徴を簡単に解説!

サーバーサイド言語の人気どころ6選をご紹介!それぞれの特徴を簡単に解説!

最終更新:2021/05/21 投稿:2020/07/01
サーバーサイド言語の人気どころ6選をご紹介!それぞれの特徴を簡単に解説!

Web系システム開発にはインターネットを介してサーバーとクライアントが存在しております。今回ご紹介するサーバーサイド言語はサーバー上で動くシステムを開発するのに必要なプログラミング言語です。サーバーサイド言語にはどのような特徴があり、どのような人気言語が存在するのでしょうか。この記事ではサーバーサイド言語の人気どころ6選とそれぞれの特徴について簡単に解説していきます。

サーバーサイド言語とは

サーバーサイド言語とはサーバー内部で動くもので、フロントエンドのプログラムからの指示を受けることで複雑またはデータベース依存の処理を行う仕組みを作るプログラミング言語です。サーバーサイド言語は一言で表すと『フロントエンドに必要な情報を送るためのプログラミング言語』といえます。このサーバーサイドはバックエンドと呼ばれることもあります。
サーバサイドが存在することでユーザーが目に見えるフロントエンドに適切な情報が反映されてサービスが利用できるようになっております。サーバーサイド言語は大きく分けて『コンパイラ言語』と『インタプリタ言語』の2種類に分けられます。代表的なサーバーサイド言語としてJava、PHP、Rubyなどが挙げられます。

『サーバーサイド言語とは』
・フロントエンドに必要な情報を送るためのプログラミング言語
・別名バックエンド言語とも呼ばれる
・サーバーサイド言語は縁の下の力持ち的役割

フロントエンドとバックエンドの違いを解説している記事はこちら>>

コンパイラ言語

コンパイラ型言語とは、人間が書いたプログラム(ソースコード)をコンピュータが理解できる形式(機械語)に変換するプログラム言語のことです。インタプリタ言語と比べても実行処理速度が早くパフォーマンスが高いというメリットがあります。代表的なコンパイラ言語としてJava、C、C++などが挙げられます。

コンパイラ言語のメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

インタプリタ言語

インタプリタ言語とは、人間が書いたプログラム(ソースコード)をコンピュータが実行する際に1行ずつコンピュータが読み取りやすいように機械語に翻訳していく言語です。コンパイラ言語に比べて実行速度が遅いというデメリットがありますが、コンパイルせずとも実行可能というメリットがあります。代表的なインタプリタ言語としてPHP、Ruby、Pythonなどが挙げられます。

インタプリタ言語のメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

人気のサーバーサイド言語6選

サーバーサイド言語として人気を集める6つのプログラミング言語について見ていきましょう。

Java

JavaとはOracle社が開発・提供するオブジェクト指向のプログラミング言語です。プログラミング言語の発展に大きな影響をもたらしたC言語を元に開発されたことでも有名です。Javaの登場によってオブジェクト指向が主流の時代が訪れたと言われております。Javaのキャッチコピーは「Write once, run anywhere」で直訳すると「一度書けば、どこでも実行できる」という意味があります。このことからも分かるようにJavaの特徴は『オブジェクト指向の先駆者』で『どこでも動く』ということらが挙げられます。世界中で最もポピュラーで多くのWebアプリケーションで採用されていることで知られております。

『Java基本情報』
誕生時期:1995年
開発者:サン・マイクロシステムズ(後にOracle社が買収)
種別:コンパイラ言語
特徴:①オブジェクト指向の先駆者/②どこでも動く

Javaの基礎知識やメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

PHP

PHPとはラスマス・ラードフ氏によって1995年に開発されたオープンソースのサーバーサイド言語です。動的なWebページを生成することができるプログラミング言語として全世界で親しまれております。PHPというその名称には「Hypertext PreprocessorPHPはHTMLのプリプロセッサである」という意味が込められております。特徴は『動作確認が簡単であること』や『HTMLの中で簡単にコードを動かせる』といったことが挙げられます。Webサービスを開発するプログラミング言語としてPHPは世界的にトップクラスの人気を集めております。

『PHP基本情報』
誕生時期:1995年6月
開発者:ラスマス・ラードフ氏
種別:インタプリタ言語
特徴:①動作確認が簡単/②HTMLの中で簡単にコードを動かせる

PHPの基礎知識やメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

Ruby

Rubyとはまつもとゆきひろ氏によって1995年に開発されたオープンソースでオブジェクト指向のプログラミング言語です。日本人プログラマーのよって開発された言語として初めて国際電気標準会議(IEC)で国際規格に認証されました。Rubyの特徴は記述量が少なく、自由度が高い、そして何より『書くことが楽しい』と多くのプログラマーの方が口を揃えております。RubyはWebアプリケーションの開発に最も向いており代表的な開発事例としてGunosy、食べログ、価格.comなどが挙げられます。

『Ruby基本情報』
誕生時期:1995年
開発者:まつもとゆきひろ氏(通称: Matz)
種別:インタプリタ言語
特徴:①記述量が少ない②自由度が高い③書くことが楽しい

Rubyの基礎知識やメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

Python

Pythonとはグイド・ヴァンロッサム氏によって1991年に開発された汎用的に使用されるプログラミング言語です。サーバサイド言語としてWebアプリケーションやデスクトップアプリケーションの開発に使われるだけでなく、組み込み開発、自動処理、統計・解析、機械学習など幅広い領域に対応出来るプログラミング言語として親しまれております。特徴として『コードがシンプルで覚えやすい』『少ない記述で多くの処理が可能』などが挙げられます。Pythonは人工知能(AI)やビッグデータなどトレンドの分野にて重宝されております。このように幅広い分野にて扱われる汎用的なプログラミング言語として高い人気を集めております。

『Python基本情報』
誕生時期:1991年
開発者:グイド・ヴァンロッサム氏
種別:インタプリタ言語
特徴:①コードがシンプルで覚えやすい/②少ない記述で多くの処理が可能

Pythonの基礎知識やメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

Perl

Perlとはラリー・ウォール氏によって1987年に開発された主にサーバサイド言語として使用されるプログラミング言語です。Perlという名称には「Practical Extraction and Report Language」翻訳すると”実用的な抽出とレポート言語”という意味が込められております。特徴として『歴史あるスクリプト言語』『テキスト処理が優れている』などが挙げられます。JavaやPHPなど数々の人気のスクリプト言語が登場しておりますがPerlはこの中でも長い歴史を持ちます。Perlは機能性、拡張性、記述など総合な観点で高い評価をされておりバランスの取れた言語として人気を集めております。

『Perl基本情報』
誕生時期:1987年
開発者:ラリー・ウォール氏
種別:インタプリタ言語
特徴:①歴史あるスクリプト言語/②テキスト処理が優れている

Perlの基礎知識やメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

JavaScript(Node.js)

JavaScriptとはネットスケープコミュニケーションズ社によって1995年に誕生したプログラミング言語の一種でその中でもオブジェクト指向スクリプト言語に区分されます。主な目的として動的な機能をWebページに生成するためのプログラミング言語として開発されました。
JavaScriptは元々フロントエンドの開発に用いられるために誕生しました。それがNode.jsの登場によってPHPやRubyのようにJavaScriptをサーバーサイドの開発に用いれるようになりました。Node.jsとは2009年にライアン・ダール氏によって作成されたJavaScript向けのサーバサイド開発用の実行環境です。

『JavaScript基本情報』
誕生時期:1995年
開発者:ネットスケープコミュニケーションズ社
種別:インタプリタ言語
特徴:①動的なコンテンツ作成に向いている②フレームワークが豊富

JavaScriptの基礎知識やメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

Node.jsの基礎知識やメリットを解説している記事はこちら>>

まとめ

サーバサイド言語について人気どころ6選をそれぞれの特徴を踏まえてご紹介させて頂きました。サーバサイド言語を一言で表すと『フロントエンドに必要な情報を送るためのプログラミング言語』です。またサーバサイド言語について特に覚えておいて頂きたいことは『①コンパイラ言語とインタプリタ言語の2種類がある』『②サーバ内部で動くもの』などが挙げられます。サーバサイド言語の役割や特徴を正しく理解してシステム開発への理解を深めましょう。

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