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フリーランスがアルバイトを行うメリットと注意点を解説

フリーランスがアルバイトを行うメリットと注意点を解説

最終更新:2021/10/13 投稿:2019/11/02
フリーランスがアルバイトを行うメリットと注意点を解説

今回はフリーランスがアルバイトを行うメリットと注意点について解説させて頂きます。開業間もない頃は、なかなか収入が安定しないフリーランス。副業としてアルバイトを行うことで、収入以外にも様々なメリットが得られます。一方でフリーランスとアルバイトの兼業には注意しなくてはならない点もあります。メリットと注意点を踏まえて、副業としてのアルバイトを検討しましょう。

フリーランスとアルバイトの違い

フリーランスとアルバイトの違いについて解説させて頂きます。
まずフリーランスとアルバイトの最も大きな違いは雇用形態です。フリーランスの場合は、自分のスキルに応じた金額で発注元と契約を結ぶ、請負契約という形態になることが多いでしょう。請負契約の場合、案件単位で報酬が発生するケースが大半です。一方、アルバイトは働いた時間に応じて報酬が発生する、時給制の雇用形態となることが多いでしょう。時間あたりの報酬が決められており、勤続年数やパフォーマンスによって、緩やかに時給が上昇していく仕組みとなっています。

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フリーランスの特徴

フリーランスの特徴
・働く場所が自由
・働く時間が自由
・自分が責任を負う

一般的にフリーランスとして働く場合、働く場所・時間を自分で選ぶことができます。働く場所については、自宅を事務所にしたり、賃貸物件やレンタルオフィスや借りて、事務所にするケースがあります。ただし、発注元企業に常駐して働くフリーランスの方は、働く場所と勤務時間が決められている場合が多いです。

フリーランスにおすすめの事務所とそれぞれのメリットについてはこちら>>

上記の通り、様々な面で自由に働けるフリーランスですが、責任は全て自分で負わなくてはいけません。何かミスを犯してしまえば、報酬が減額もしくは、無しになるケースもあります。アルバイトの場合はミスをしても、よほどのことが無ければ給与が減ったり無くなったりすることがありません。フリーランスは自由である分、自分自身のパフォーマンスを厳しく管理する必要があります。

アルバイトの特徴

アルバイトの特徴
・働く場所が決められている
・働く時間が決められている
・雇用主が責任を負う

アルバイトの場合、働く場所や働く時間が雇用主から定められているケースが多いです。雇用主が必要な人手の数と、時間を決め、それに従ってアルバイトが働くことになります。アルバイトとして働く場合は、業務上の責任は雇用主が持つこととなる為、ミスを犯した際に、もちろん叱責はされますが、それによって仕事が無くなってしまったり、報酬がもらえなくなったりすることは基本的にありません。

フリーランスがアルバイトを掛け持ちするメリット

次にフリーランスがアルバイトを掛け持ちするメリットについて解説させて頂きます。
フリーランスを本業としながら、空いた時間を活用してアルバイトを行なう方が少なからずいるようです。副業でアルバイトを行うメリットは以下の通りです。

フリーランスがアルバイトを掛け持ちするメリット
・確実に収入が得られる
・空いた時間を有効に活用することができる
・アルバイト先で社会保険に加入することができる

確実に収入が得られる

アルバイトを行うことで、働いた時間分の収入を確実に得ることができます。フリーランスで働いている場合、仕事を獲得するまでの営業活動の時間や、納品までの作業時間に対しては報酬が発生しません。特にフリーランスとして仕事を始めた初期の頃は、それ以前に獲得した案件や、取引先とのパイプが存在しないため、なかなか安定した収入が得られない状況に陥る場合もあります。このような時に、アルバイトを並行して行うことで、最低限必要な金銭を稼ぐことができます。

空いた時間を有効に活用することができる

アルバイトの中には、単発で好きな時間に働くことができるものがあります。単発バイトや短期バイトと呼ばれるようなもので、警備員やイベントの設営、引っ越しなど様々な種類があり、自分のスケジュールが空いている日に仕事を入れることができます。1日で8千円〜1万円程度のまとまった収入を得ることができ、比較的早く給与が支払われるため、できる限り早く資金を得たい時には大きなメリットとなるでしょう。

アルバイト先で社会保険に加入することができる

副業先に社会保険制度がある場合は、そちらで健康保険に加入することで社会保険料がお得になります。フリーランスとしての活動を本業として、あくまで副業でアルバイトやパートなどを行い、そちらの勤務先の社会保険に入れば、別で国民健康保険に入る必要はありません。(入ることができません)社会保険であれば所属する勤務先が半分負担してくれるので、かなりお得になります。現在ではアルバイトやパートでも、一定時間以上労働している人は社会保険に加入する義務があります。

フリーランスが加入できる健康保険の選択肢とメリット・デメリットはこちら>>

フリーランスがアルバイトを掛け持ちする際の注意点

フリーランスがアルバイトを掛け持ちする際の注意点について解説させて頂きます。
アルバイトを兼業することで上記のようなメリットが得られますが、一方で注意しなくてはいけないポイントもいくつかあります。

フリーランスがアルバイトを掛け持ちする際の注意点
・あくまで本業を優先する
・アルバイト先にはフリーランスであることを伝える
・体調管理をしっかりと行う

あくまで本業を優先する

あくまでも本業の収入が安定するまでの繋ぎというスタンスで、アルバイトをすることをおすすめします。目の前のお金を稼ぐにはアルバイトの方が手軽かつ確実であることが多く、その安定性や業務内容の簡単さに惹かれ、本業が疎かになってしまっては元も子もありません。スケジュールが重なった際も、基本的には本業に関連する内容を優先することをルール化する必要があります。

アルバイト先にはフリーランスであることを伝える

アルバイトの面接を受ける際には、本業があること、合間の時間に収入を得るためアルバイトをすることを正直に伝えるのが良いでしょう。このような状況の人を歓迎しないアルバイト先に無理矢理入ってしまうと、後々トラブルの原因となってしまいます。普段はフリーランスとして活動している方は、アルバイトでも真面目に働いてくれるというイメージがあり、案外優遇してくれるアルバイト先は多いでしょう。

体調管理をしっかりと行う

フリーランスとしての業務とアルバイトの業務で、働く時間は必然的に長くなるでしょう。長時間労働の結果、体調を崩してしまうと双方の業務に支障をきたします。健康管理には人一倍気を配り、無理のない範囲で仕事を入れるようにしましょう。

まとめ

フリーランスがアルバイトを行うメリットと注意点について解説させて頂きました。
副業としてアルバイトを行うことは、安定した収入を得られること以外にも、社会保険の観点で大きなメリットがあることがわかりました。本業のパフォーマンスが落ちない範囲内で、副業としてアルバイトを行うことを検討してみてはいかがでしょうか。

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