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Kurocoを理解する!初心者でも分かる特徴、ベースとなるRCMSなどの基礎知識を簡単に解説!

Kurocoを理解する!初心者でも分かる特徴、ベースとなるRCMSなどの基礎知識を簡単に解説!

最終更新:2021/12/27 投稿:2021/12/15
Kurocoを理解する!初心者でも分かる特徴、ベースとなるRCMSなどの基礎知識を簡単に解説!

KurocoとはAPI中心志向で2021年にリリースされた日本製の新しいヘッドレスCMSです。年々ヘッドレスCMSへの注目度は高まっており、その中でもkurocoは国産CMSとして今後多くのユーザーが利用することが期待されております。この記事ではKurocoを理解するために初心者でも分かる特徴、ベースとなるRCMSなどの基礎知識を簡単に解説していきます。

Kurocoとは

KurocoとはAPI中心志向で2021年にリリースされた日本製の新しいヘッドレスCMSです。株式会社ディバータという日本の会社が手掛けており、同社が開発した累計3,000社を超える導入実績を誇る「RCMS」をベースにしております。こちらも日本製なので豊富な日本語ドキュメントがあり安心して利用することができます。特徴として「シンプルで直感的なUI」「モジュラーコンテンツ構造」「強力なカスタマイズ」などが挙げられます。国内有名サービスの利用実績として「TBSラジオ」「マッハバイト」などが挙げられます。

『Kurocoの基本情報』
▼正式名称
Kuroco(クロコ)
▼開発者
株式会社ディバータ
▼誕生時期
2021年
▼種別
ヘッドレスCMS
▼特徴
・API中心志向
・モジュラーコンテンツ構造
・強力なカスタマイズ

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ヘッドレスCMSとは

ヘッドレスCMSとは従来のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)から見た目(View)の部分を切り離し、バックエンドのみの機能を用意したCMSの一種です。フロントエンドが存在しないCMSというのがイメージしやすいでしょう。例えば一般的なCMSとして「WordPress」を例に見るとコンテンツを表示するための「フロントエンド」とコンテンツを入稿・管理するための「バックエンド」どちらも兼ね備えております。
ヘッドレスCMSでは「バックエンド」のみを集中的に管理する目的があり、フロントエンドに関してはヘッドレスCMS外で運用する必要があります。基本的にはAPIを用いて入稿したコンテンツを取得し、表示したい場所へと映します。フロントエンドの自由度が高められることや表示速度が速いというメリットが挙げられます。

ヘッドレスCMSの機能やメリット、デメリットなどの基礎知識について解説している記事はこちら>>

Kurocoの特徴

Kurocoの特徴を見ていきましょう。

API中心志向

KurocoはAPI中心志向という特徴があります。Kurocoは「RCMS」という同社が手掛ける既存のエンタープライズ向けCMSを、API中心設計に完全リニューアルしたものです。API中心の設計を行うことで、これまで3ヶ月〜6ヶ月掛かるとされていた業務システム開発を最短1ヶ月まで短縮することが可能になります。APIを単なる情報提供ツールに留めることなく、API中心設計にすることで変化に強いシステム構築を実現します。

モジュラーコンテンツ構造

Kurocoはモジュラーコンテンツ構造という特徴があります。「テキスト」「日付」「ファイル」などの豊富で構成可能なデータ型を組み合わせて、データに合わせたコンテンツ構造を構築します。

強力なカスタマイズ

Kurocoは強力なカスタマイズという特徴があります。APIを組み合わせたり、外部サービスへの接続、カスタムAPIスクリプト機能を使用して独自のサービスを自由に作成できます。

Kurocoのベースとなった「RCMS」とは

RCMSとはメディア・EC・会員制サイトなど様々なWebサイト構築に必要な機能を取り揃えたCMSの一種です。2004年に株式会社ディバータによって開発が開始され、2005年にベータ版をリリースしました。「EC機能」「会員機能」「マーケティング機能」と250を超える数多くの標準機能を取り揃えたパッケージとして国産CMSの中でも人気を集めておりました。業種・業態問わず累計3,000社を超える導入実績を誇ります。

『RCMSの基本情報』
▼正式名称
RCMS(Relational Contents Management System)
▼開発者
株式会社ディバータ
▼誕生時期
2004年
▼特徴
・250以上もの標準機能
・3,000社を超える導入実績
・大規模なサイトにも対応

RCMSの公式サイトはこちら>>

Kuroco以外の代表的なヘッドレスCMS

Kuroco以外の代表的なヘッドレスCMSを見ていきましょう。

microCMSとは

microCMSとはAPIベースの日本製の中でも最も代表的なヘッドレスCMSです。ヘッドレスCMSでは日本語に対応していないものがまだ多いため、国産であるmicroCMSの登場によりドキュメントもサポートも完全日本語対応しているのでこの使いやすさは嬉しい限りです。「あらゆるコンテンツ運用を素早く簡単に」をキャッチコピーにしておりmicroCMSを使えば、ものの数分でAPIの作成ができます。国内有名サービスの利用実績として「ZOZOTOWN」「クラウドワークス」などが挙げられます。

『microCMSの基本情報』
▼正式名称
microCMS(マイクロ)
▼開発者
株式会社microCMS
▼誕生時期
2019年
▼種別
ヘッドレスCMS
▼特徴
・日本産CMSで完全日本語対応
・誰でもかんたん更新
・Jamstackと相性が良い

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microCMSの特徴や利用用途などの基礎知識について解説している記事はこちら>>

Contentful

ContentfulとはAPIベースのクラウドサービスであり、最も有名なヘッドレスCMSです。ドイツ発のヘッドレスCMSとして時価総額3,000億円規模を誇り、世界各国で使用されています。マルチデバイスへの対応は勿論のこと、画像自動リサイズやmarkdown記法が使用出来るなど充実した機能を揃えております。有名サービスの利用実績として「Spotfiy」「WeWork」などが挙げられます。

『Contentfulの基本情報』
▼正式名称
Contentful(コンテンツフル)
▼開発者
ドイツ企業
▼誕生時期
2016年
▼種別
ヘッドレスCMS
▼特徴
・画像自動リサイズ
・markdown記法
・シングルオンサイン

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Contentfulの特徴やWordPressとの違いなどの基礎知識について解説している記事はこちら>>

GraphCMS

GraphCMSとはFacebook社が開発したGraphQLの活用に特化したヘッドレスCMSです。Contentfulと違ってRESTful APIを提供しておりませんが、GraphQLの活用に特化しており豊富なフィルターオプションやバッチ処理などの機能を揃えております。

『GraphCMSの基本情報』
▼正式名称
GraphCMS(グラフ)
▼開発者
ドイツ企業
▼誕生時期
2017年
▼種別
ヘッドレスCMS
▼特徴
・GraphQLの活用に特化
・豊富なフィルターオプション
・バッチ処理

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GraphCMSの特徴や製品種類などの基礎知識について解説している記事はこちら>>

まとめ

Kurocoを理解するために初心者でも分かる特徴、ベースとなるRCMSなどの基礎知識を簡単に解説させていただきました。Kurocoを一言で表す『API中心志向で2021年にリリースされた日本製の新しいヘッドレスCMS』です。特徴として『API中心志向』『モジュラーコンテンツ構造』『強力なカスタマイズ』などが挙げられます。Kurocoについてこの記事に記載されている最低限の内容は理解をしておくようにしましょう。

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