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ブリッジSEを理解する!初心者でも分かる仕事内容、必要な能力、市場価値などを簡単に解説!

ブリッジSEを理解する!初心者でも分かる仕事内容、必要な能力、市場価値などを簡単に解説!

最終更新:2021/05/19 投稿:2021/05/07
ブリッジSEを理解する!初心者でも分かる仕事内容、必要な能力、市場価値などを簡単に解説!

ブリッジSEは日本企業と海外開発拠点(ベンダー)を繋ぎ、橋渡し役となるシステムエンジニアの役割です。ブリッジSEはプロジェクトの進行を円滑に進めていくという目的があり、語学はもちろん文化の理解やコミュニケーション能力が求められます。この記事ではブリッジSEの仕事内容や必要な能力、市場価値などについて紹介していきます。

ブリッジSEとは

ブリッジSEとはシステム開発の一部を海外企業へと委託するオフショア開発を実施する際の橋渡し役となるシステムエンジニアの役割です。主な仕事内容として『プロジェクトの説明』『設計書の作成』『進捗・品質管理』『教育・指導』などが挙げられます。ブリッジSEは海外企業のエンジニアと何不自由なくコミュニケーションを行うために語学や文化の理解をする必要があります。
語学や文化の違いがあればマネージメントの難しさもまた日本国内で実施するのとは違ったものがあります。こうした様々な障害をブリッジSEの存在によって解決し、オフショア開発を円滑に進めるという目的を遂行します。

オフショアとは

オフショアとはソフトウェアやアプリケーションの開発業務の全部又は一部を海外の取引先や関連企業に委託・発注することです。オフショアという言葉は英語の『Offshore』からきており、和訳すると”沖合”といった意味があります。沖合という言葉が海において沖の方という意味があることから日本の外である海外拠点を意味する言葉として使われております。オフショア開発が注目を集めてる理由としてとしてコスト削減が見込めることや人材供給数が多いことなどが挙げられます。またオフショア開発において人気の国としてインド、中国、ベトナムなどが挙げられます。

オフショアのメリット、デメリットについて解説された記事はこちら>>

ニアショアとは

ニアショアとはソフトウェアやアプリケーションの開発業務の全部又は一部をオフショアと比べても近い拠点に委託・発注することです。オフショアが海外を指すのに対してニアショアは日本国内の地方都市が対象です。東京などの都心部と比べて物価の安い地方都市へ外注することでコスト削減の期待が出来ることと同時にオフショアでネックとされていたコミュニケーションの壁も解消できることからハイブリッドな手段として人気を集めております。

ニアショアのメリット、デメリットについて解説された記事はこちら>>

ブリッジSEの仕事内容

ブリッジSEの仕事内容を見ていきましょう。

プロジェクトの説明

プロジェクトの目的や計画をオフショア先となる企業やエンジニアに対して説明する必要があります。海外企業に委託をするということは文化の違いが発生します。仕事に対する考え方や進め方など国によって様々な特性があり、理解と配慮を持った上で円滑にプロジェクトを進めるために丁寧に説明する必要があります。

設計書の作成

設計書をオフショア先となる企業やエンジニアに対して作成する必要があります。日本におけるオフショア開発は多くの場合、設計工程まで日本国内で実施をし開発工程の一部を海外企業へ委託するという形式です。よってオフショア先に対して認識の相違が無く理解のしやすい設計書を作成しなければなりません。

進捗・品質管理

進捗・品質管理はブリッジSEの仕事内容においてプロジェクトを円滑に進める上で最も重要な鍵を握ります。物理的な距離や時差など万全な管理体制を実現することが難しいオフショア開発では品質管理や進捗管理が難しいと課題として度々挙げられます。
こういった問題を回避すべく昨今ではオフショア開発側のチームに日本拠点のSEクラスのメンバーを常駐させることや一部チームで常駐するなど管理体制の強化を図る傾向にあります。このような管理体制を組むことでオフショア開発側である海外拠点のメンバーもプロジェクトの目的や開発のルールなどに関する理解力が高まり品質管理や進捗管理に良い影響を与えることが出来ます。

教育・指導

オフショア先のエンジニア及び管理者を教育・指導を行う必要があります。仕事に対する考え方や進め方など国によって様々な特性があると理解をした上で、オフショア先のメンバーが効率良く働けるように教育・指導を実施します。技術的な要素だけで無く、報連相やスケジュール管理などプロジェクトを円滑に進めるために必要なことは育成することで生産性の向上のために必要です。

ブリッジSEに必要な能力

ブリッジSEに必要な能力を見ていきましょう。

システム開発能力

ブリッジSEはシステム開発に関する一連の理解が求められます。プロジェクトの目的・計画に沿って設計書の作成から製造(プログラミング)、テストとシステム開発における一連の流れを把握していなければなりません。ブリッジSEはこのシステム開発工程の一部を海外企業へと委託をするオフショア開発時に必要なポジションです。よってオフショア要件によって様々なケースに対応できる必要があります。

コミュニケーション能力

ブリッジSEはコミュニケーション能力が求められます。ブリッジSEの仕事では海外企業のエンジニアや関係者など様々なメンバーと多くコミュニケーションを取る仕事です。また文化の違いなど様々な制限があることから、一辺倒なコミュニケーションでは意思疎通は難しいです。また物理的な距離も離れていることから対面でのコミュニケーションが手軽に行えないということもあります。
ネット会議や翻訳ツールなどコミュニケーションに必要な様々なサービスが進化を続けておりますが未だにコミュニケーションの壁は大きく立ちはだかっております。このコミュニケーションの壁を解決するためにブリッジSEと呼ばれる日本企業と海外企業の橋渡し役となるポジションが存在します。

マネージメント能力

ブリッジSEは上流工程からオフショア先の現場プログラマーを束ねて管理するリーダー的ポジションを任されることもあります。担当するプロジェクトの開発が遅れてしまったり、作業が計画通りに進まないとクライアント、関係者に迷惑をかけてしまうため、プログラマーとコミュニケーションを取りながら、開発が計画通りに進んでいるかを管理していく能力が求められます。

語学能力

ブリッジSEは語学能力が求められます。基本的に英語でコミュニケーションを実施し、ドキュメントの作成まで何不自由なく対応できる必要があります。言葉一つで認識のズレが発生し、仕事のミスに繋がってしまうというリスクも回避しなくてはなりません。英語のみならず、オフショア先として盛んなインドやインドネシアの語学を習得できる場合より一層ブリッジSEとしての市場価値は高いでしょう。

ブリッジSEの市場価値

ブリッジの平均年収や今後の将来性など、市場価値について詳しく解説していきます。

平均年収

ブリッジSEの平均年収は600〜800万程度と言われております。一般的なシステムエンジニア職よりも高い傾向にあります。(システムエンジニアの平均年収は約570万円[厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2019年)参照])海外との橋渡し役となるこちらの業務ではオフショア先である海外企業への常駐となる場合や定期的な出張なども発生します。これらも年収のベースが高い要因の一つでしょう。

活躍できる業界

ブリッジSEが活躍できる業界は主に「SIer」「システム開発会社」の2つが挙げられます。

『SIer』
SIer(システムインテグレーター)とは顧客(企業や政府)の要望するシステム開発を請け負うサービスを提供する会社

『システム開発会社』
システムに関連した機器やソフトウェア、システム、サービスなどを開発する会社

将来性

ブリッジSEの需要は増すばかりで今後も将来性は高いといって間違いないでしょう。日本国内は深刻なエンジニア不足です。一方でインドやベトナム、中国などでは仕事を求めるエンジニアがやまほどおります。このことから海外に拠点を置くことで日本国内よりも採用の機会を増やすことが可能となりエンジニアの供給を満足に行えることでしょう。
また特に発展途上国であるベトナムなどはオフショアにおいて注目度が非常に高いです。その理由としてハングリーな環境で育ち、仕事を求めるエンジニアが多いことから成長意欲が高く、生産性を向上させるために全力を尽くす優秀なエンジニアに溢れているからです。このような事情からも分かるようにオフショアの需要と比例してブリッジSEの需要も高くなる傾向が続きます。

まとめ

ブリッジSEを理解するために初心者でも分かる仕事内容、必要な能力、市場価値などについて簡単に解説させていただきました。ブリッジSEを一言で表すと『日本企業と海外開発拠点(ベンダー)を繋ぎ、橋渡し役となるシステムエンジニアの役割』です。主な仕事内容として『プロジェクトの説明』『設計書の作成』『進捗・品質管理』『教育・指導』などが挙げられます。ブリッジSEについてこの記事に書かれている最低限の内容は理解しておくようにしましょう。

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