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フルスタックフレームワークを理解する!初心者でも分かる特徴、種類、基礎知識などを簡単に解説!

フルスタックフレームワークを理解する!初心者でも分かる特徴、種類、基礎知識などを簡単に解説!

最終更新:2021/09/03 投稿:2021/01/05
フルスタックフレームワークを理解する!初心者でも分かる特徴、種類、基礎知識などを簡単に解説!

フルスタックフレームワークはWeb開発に必要な全ての機能を取り揃えているWebアプリケーションフレームワークです。代表的なフレームワークとして「Ruby on Rails」「CakePHP」「Django」などが挙げられます。この記事ではフルスタックフレームワークを理解するために初心者でも分かる特徴、種類、基礎知識などを簡単に解説していきます。

フルスタックフレームワークとは

フルスタックフレームワークとはWebアプリケーションフレームワークの分類の一つで、中でもWebシステム開発に必要な機能がほぼすべてが用意されているものを指します。ユーザインターフェースやデータベース、セキュリティなどの全てが一つのフレームワークで実現されているのでビジネスロジックに集中できるというメリットがあります。
対照的なフレームワークとして小規模な開発に向いており、シンプルで自由度が高いという特徴を持つマイクロフレームワークというものも存在します。

マイクロフレームワークの特徴、種類、基礎知識について解説された記事はこちら>>

フルスタックフレームワークの特徴

フルスタックフレームワークの特徴を見ていきましょう。

Web開発に必要な全てを実現

フルスタックフレームワークにはWeb開発に必要な全てを実現できるという特徴があります。ユーザインターフェースやデータベース、セキュリティなどの全てが一つのフレームワークで実現されているのでビジネスロジックに集中できるというメリットがあります。

大規模な開発に向いている

フルスタックフレームワークには大規模な開発に向いているという特徴があります。スケーラビリティに優れているものが多くリリースされており、開発が大規模になることが想定される案件において高いパフォーマンスを出せます。

学習コストが高い

フルスタックフレームワークには学習コストが高いという特徴があります。Web開発に必要な全てを実現できることから多機能であり学ばなければならない項目は多いです。一方対照的な存在となるマイクロフレームワークはシンプルな設計になっていることから覚えなくてはいけないルールも少ないので初心者にも理解しやすい仕様になっております。

フルスタックフレームワークの主な種類

フルスタックフレームワークの主な種類をご紹介させていただきます。

CakePHP(PHP向け)

CakePHPとはPHPに活用されるcakeソフトウェア財団によって開発されたオープンソースWebアプリケーションフレームワークです。2005年3月に誕生しCakePHPの名の由来は、ケーキを焼くように手軽に開発するというもので公式ロゴにもケーキが採用されております。CakePHPの特徴は誰でも素早く快適に開発を行えることを目指して生み出されたプロトタイピング型のフレームワークとなっております。Ruby on Railsの概念を多数採用しており、Rails流の高速開発とPHP特有の機動性を兼ね備えております。

CakePHPとは
▼正式名称
CakePHP(ケイクピーエイチピー)
▼起源
2005年4月
▼開発元
cakeソフトウェア財団

CakePHPの公式サイトはこちら>>
CakePHPの歴史や特徴、基礎知識について解説された記事はこちら>>

ZendFramework(PHP向け)

ZendFrameworkとはPHPに活用されるZend Technologies社によって開発されたオープンソースのオブジェクト指向Webアプリケーションフレームワークです。2006年3月に誕生しPHP5.1.4以上に対応しております。ZendFrameworkの特徴は拡張性に長けており、使い方が自由であるという点です。また仕組みもとてもシンプルに構成されており、他のフレームワークと比較しても習得しやすいとされております。

ZendFrameworkとは
▼正式名称
ZendFramework(ゼンドフレームワーク)
▼起源
2006年3月
▼開発元
Zend Technologies社

ZendFrameworkの公式サイトはこちら>>
ZendFrameworkの歴史や特徴、基礎知識について解説された記事はこちら>>

Ruby on Rails(Ruby向け)

Ruby on RailsとはRubyに活用されるデビッド・ハイネマイヤー・ハンソン(David Heinemeier Hansson)氏によって開発されたオープンソースWebアプリケーションフレームワークです。2004年7月に誕生し、基本理念を『同じことを繰り返さない』と掲げております。
特徴としては基本理念の名の下同じソースコードを何度も記述しなくて良い効率よく実装するための仕様となっております。さらにデータベースを直感的に操作ができる機能が提供されており好評を集めております。Ruby on Railsの概念を参考に誕生したその他言語のフレームワークも多く存在しCakePHPもその一つとなっております。

Ruby on Railsとは
▼正式名称
Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)
▼起源
2004年7月
▼開発元
デビッド・ハイネマイヤー・ハンソン(David Heinemeier Hansson)

Ruby on Railsの公式サイトはこちら>>
Ruby on Railsの歴史や特徴、基礎知識について解説された記事はこちら>>

Django(Python向け)

Django(ジャンゴ)とはPythonに活用されジャンゴソフトウェア財団によって管理されているWebアプリケーションフレームワークです。2005年にニュース系サイトに利用されることを目的に誕生しました。特徴として『速い』『安全』『柔軟性・拡張性』を掲げております。このようにDjangoを使用すると、より少ないコードで、より迅速に、より優れたWebアプリケーションを構築することができます。
またDjangoというその名の由来はフランスで活躍したジャズバンド「ジプシー・スウィング」のギタリストである『ジャンゴ・ラインハルト』にちなんで名付けられたそうです。Djangoを利用している有名なサービスとして『Instagram』『YouTube』『DropBox』などが挙げられます。数あるPython向けのフレームワークの中でも知名度、普及率ともにトップの人気を集めております。

『Djangoとは』
▼正式名称
Django(ジャンゴ)
▼起源
2005年
▼開発元
ジャンゴソフトウェア財団

Djangoの公式サイトはこちら>>
Djangoの歴史や特徴、基礎知識について解説された記事はこちら>>

Skinny Framework(Scala向け)

Skinny FrameworkとはSkinny Micro上に構築されたフルスタックWebアプリフレームワークです。Skinny(スキニー)と略称して呼ばれることが一般的でScala on Railsがコンセプトとなっております。それからも分かる通り、Ruby on Railsに強く影響を受けておりサーブレットベースのWebアプリ開発の持続可能な生産性を実現するために最適化されています。

『Skinny Frameworkとは』
▼正式名称
Skinny Framework(スキニーフレームワーク)
▼特徴
・フルスタックなWebフレームワーク
・Ruby on Railsをモデルに誕生
・環境設定が手軽
▼開発元
不明

Skinny Frameworkの公式サイトはこちら>>
Skinny Frameworkの歴史や特徴、基礎知識について解説された記事はこちら>>

まとめ

フルスタックフレームワークを理解するために初心者でも分かる特徴、種類、基礎知識などを簡単に解説させて頂きました。フルスタックフレームワークを一言で表すと『Web開発に必要な全ての機能を取り揃えているWebアプリケーションフレームワーク』です。特徴として「大規模な開発に向いている」「学習コストが高い」などが挙げられます。フルスタックフレームワークについてこの記事に記載されている最低限の内容は理解しておくようにしましょう。

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