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C#を理解する!初心者でも分かるメリット・デメリット、基礎知識などを簡単に解説!

C#を理解する!初心者でも分かるメリット・デメリット、基礎知識などを簡単に解説!

最終更新:2020/08/14 投稿:2020/06/09
C#を理解する!初心者でも分かるメリット・デメリット、基礎知識などを簡単に解説!

C#はマイクロソフト社が開発・提供するWindowsアプリケーション開発向けのプログラミング言語です。2000年の登場から度重なるアップデートを行い、2020年現在C#バージョン8.0まで迎えております。プログラミング言語の中では比較的新しい部類に入りますが非常に人気の高い言語として有名です。では皆さんはC#の歴史やメリット・デメリットについてご存知でしょうか。この記事ではC#を理解するために初心者でも分かるメリット・デメリット、基礎知識などを簡単に解説していきます。

C#とは

C#とはマイクロソフト社のアンダース・ヘルスバーグ氏が設計したプログラミング言語です。C#という言語はマイクロソフト社が開発した『.NET Framework(ドットネットフレームワーク)』と共に2000年に誕生しました。C#はマルチパラダイムと呼ばれる複数のスタイルから構成されており中でも、オブジェクト指向が主のスタイルです。言語名にも含まれている通り、C系の言語としてCやC++の影響を受けております。尚、設計者のアンダース・ヘルスバーグ氏が以前設計に携わったDelphiの影響も少なからずあるようです。C#の特徴として『マルチパラダイムでオブジェクト指向が主』、『.NET Framework』、『Windowsアプリの開発に向いている』などが挙げられます。C#はマイクロソフト社が開発・提供していることもありWindowsアプリケーションの開発に非常に向いております。

『C#基本情報』
誕生時期:2000年6月
開発者:マイクロソフト社(アンダース・ヘルスバーグ氏)
思想:オブジェクト指向
種別:コンパイラ言語
特徴:①マルチパラダイムでオブジェクト指向が主/②.NET Framework③Windowsアプリの開発に向いている

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C#の読み方・名前の由来

C#の読み方は『シーシャープ』が一般的となっております。名前の由来は諸説ありますが、モデルとなったC++の発展型でもあることからC++のさらなる拡張(++)を意味して+が4つで構成されているようにも見える#(シャープ)を採用したと言われております。

C#誕生の歴史

C言語は2000年に誕生したものでプログラミング言語の中でも比較的新しい部類に入ります。マイクロソフト社が相互運用性、共通の実行環境や言語への非依存性などを目標に『.NET Framework』の開発を行いました。同時期に同社メンバーであるアンダース・ヘルスバーグ氏が中心となってC#の開発を行いました。プログラミング言語の発展に大きな影響をもたらしたC言語の拡張版C++をベースにさらなる拡張、簡略化をしたのがC#だと言われております。C#は歴史こそまだ20年を迎えたばかりですが、数多くのバージョンアップを繰り返しており2020年現在C#バージョン8.0まで迎えております。コンピューター業界最大手のマイクロソフト社が手掛けているだけあり、短い歴史の中で強力な成長を遂げた非常に成熟度の高いプログラミング言語です。

C言語の歴史やメリット・デメリットを解説している記事はこちら>>

年代 バージョン 備考
2002年 C# バージョン 1.0 Visual Studio 2002 と共に 2002年にリリース
2005年 C# バージョン 2.0 Visual Studio 2005 と共に 2005年にリリース
2007年 C# バージョン 3.0 Visual Studio 2008 と共に 2007年にリリース
2010年 C# バージョン 4.0 Visual Studio 2010 と共に2010年にリリース
2012年 C# バージョン 5.0 Visual Studio 2012 と共に2012年にリリース
2015年 C# バージョン 6.0 Visual Studio 2015 と共に2015年にリリース
2017年 C# バージョン 7.0 Visual Studio 2017 と共に2017年にリリース
2019年 C# バージョン 8.0 Visual Studio 2019 と共に2019年にリリース


C#での開発に欠かせないVisual Studioとは

Visual Studioとはマイクロソフト社が開発・提供するC#やVisual Basic(VB)向けの統合開発環境(IDE)です。C#の歴史でも触れた通り、Visual StudioはC#と共に成長をしてきております。Visual Studioには開発をする上で必要な全て「コードエディタ」「コンパイラ」「デバッガ」などの様々なツールが集約されております。

Visual Studioの公式サイトはこちら>>

Visual Studioの特徴や機能などを解説している記事はこちら>>

C#のメリット

C#のメリットを見ていきましょう。

WIndowsアプリケーションの開発に最高の相性

C#はマイクロソフト社が開発した言語ということもあり同社の手掛ける.NET FrameworkやVisual Studioといった様々なツールとの相性が抜群に良いことからWIndowsアプリケーションの開発に最高の相性といったメリットがあります。元々.NET FrameworkはC#と共に誕生したという背景もあり、その組み合わせの相性は言わずもがなです。WIndowsアプリケーションの開発を行う際にはオールWindows製品の検討もせずにはいられないでしょう。

環境構築が容易

前述の通り、C#はマイクロソフト社が提供する様々なツールと合わせて高いパフォーマンスで効率の良い開発に臨むことが出来ます。基本的にフレームワークである.NET Frameworkと統合開発環境(IDE)のVisual Studioの2つを容易すれば開発環境の構築は完了です。
特にこのVisual Studioが統合開発環境(IDE)であることは大きなメリットでして、デバッグ、コンパイル、エディタなど開発に必要なツールが一つの開発環境に集約され統合・統一的に扱えるようになっております。他のプログラミング言語と比較してもこのように環境構築が容易であることがメリットとして挙げられます。

様々なものが開発できる

C#では様々なものが開発できるというメリットがあります。基本的にWebアプリケーションとスマートフォンアプリケーションは別々のプログラミングで作成されます。しかしC#ではXamarin(ザマリン)というクロスプラットフォームを活用することでWebアプリケーションとスマートフォンアプリケーションの両方をC#のみで開発することが出来るのです。他にもUnityといったゲームエンジンを利用することでC#でゲームの開発を行うことが出来ます。このように他のプログラミング言語と比較してもこのようにが様々なものが開発出来ることがメリットとして挙げられます。

Xamarinの特徴などを解説している記事はこちら>>

Unityの特徴やゲーム開発で出来ることなどを解説している記事はこちら>>

C#のデメリット

C#のデメリットを見ていきましょう。

LinuxやMacでの開発は得意ではない

C#はWindows環境での開発に特化したプログラミング言語であるためLinuxやMacでの開発は得意ではないというデメリットがあります。しかし『Mono』という.NET Framework互換の環境を実現するマルチプラットフォームを活用すればLinuxやMacでの開発も可能です。

OSの開発は出来ない

C#はハード制御をすることが出来ないため、OSの開発をすることは出来ないというデメリットがあります。

C#の基本的な文法

C#の基本的な文法を見ていきましょう。

変数

変数では一般的に宣言、代入、参照を覚えておく必要があります。

[変数宣言の文法]
(型名) (変数名);

<囲み>[変数代入の文法]
(変数名) = (代入する値);

<囲み>[変数参照の文法]
(変数名)

データ型・データ種類

C#では組み込み型とリテラル型の大きく分けて2つを覚えておく必要があります。

種類 データ型 .netデータ型 備考
組み込み型 整数型 sbyte System.SByte 符号付き 8ビット整数
byte System.SByte 符号付き 8ビット整数
short System.Int16 符号付き 16ビット整数
ushort System.UInt16 符号付き 16ビット整数
int System.Int32 符号付き 32ビット整数
uint System.UInt32 符号付き 32ビット整数
long System.Int64 符号付き 64ビット整数
ul
実数型 float System.Single 単精度浮動小数点数
double System.Double 倍精度浮動小数点数
decimal System.Decimal 有効桁数 28桁以上の 10進実数
文字型 char System.Char Unicode 文字
文字列型 string System.String Unicode 文字列
論理型 bool System.Boolean 真理値
オブジェクト型 object System.Object 任意のオブジェクトへの参照


データ型 備考
リテラル型 整数型 123, 0x1A
実数型 3.14, 3., .14, 1.23e-5
文字型 ‘a’, ‘\n’
文字列型 “abc\n”, “”, @”abc”
論理型 true, false


演算子

演算子では算術演算子、比較演算子、代入演算子、条件演算子、複合演算子、論理演算子、シフト演算子、等値演算子を覚えておく必要があります。

演算子の種類 概要
算術演算子 足し算や引き算を実行する
比較演算子 大小や等しいかなどの比較を実行する
代入演算子 「=」のことで左辺を右辺に代入を実行する
条件演算子 条件文と同等の意味があるが、文ではなく値を持つ式
複合演算子 代入演算子「=」とバイナリ演算子、文字列演算子を組み合わせるもの
論理演算子 真と偽の二値からなる真偽値に対して演算を実行する
シフト演算子 ビットをずらす演算子
等値演算子 オペランドが等しい場合にはtrueを返し、それ以外の場合はfalseを返す。


制御文

制御文ではwhile文、for文、if文、break文を覚えておく必要があります。

・while文(繰り返し)
while文は繰り返しの処理を行いたい時に使用します。
・for文(繰り返し)
for文は反復の制御構文であり、繰り返し行う処理を実行させることができます。
・if文(条件分岐)
if文は複数の式を実行し条件にあった文のみを実行させることができます。
・break文(分岐文)
break文はループまたはswitch文を途中で抜けます。

C#の代表的なフレームワーク

C#の代表的なフレームワークを見ていきましょう。

『C#フレームワークとは』
C#フレームワークとはC#におけるシステム開発のプログラミングを効率的に実施するために汎用的な機能群をまとめ、システムの骨組みとなるテンプレートまで用意してくれる枠組みのこと

.NET Framework

.NET Framework(ドットネットフレームワーク)とはC#に活用されるマイクロソフト社によって開発されたアプリケーション開発・実行環境用フレームワークです。.NET Frameworkは業界において度々『.NET(ドットネット)』と略称して呼ばれることがあります。.NET Frameworkは『共通言語ランタイム』『基本クラスライブラリ』『フレームワーク』の3つで構成されております。

.NET Frameworkの公式サイトはこちら>>

.NET Frameworkの特徴・機能などを解説している記事はこちら>>

C#とC#.NETの違いや関係

C#.NETとはプログラミング言語であるC#を.NET Frameworkにおいて使用する際の組合せを表現する名称を意味しております。C#は基本的に.NET Frameworkにおいて使用するプログラミング言語です。「C#」、「C#.NET」どちらでも呼ばれる機会が多いことから混乱を呼んでおりますがこれらは同義であると考えて問題ありません。

C# プログラミング言語
C#.NET プログラミング言語+フレームワーク


まとめ

C#を理解するために初心者でも分かるメリット・デメリット、基礎知識などを簡単に解説させていただきました。C#を一言で表すと『Windowsアプリケーション開発向けのプログラミング言語』です。C#を習得するとWindowsアプリケーションを開発する際、「Visual Studio」「.NET Framework」などのマイクロソフト社が開発・提供するWindows製品で全ての環境を構築することが出来ます。Windowsアプリケーション以外にも「Xamarin(ザマリン)」や「Unity(ユニティ)」を使用することで様々なものが開発できます。C#についてこの記事に記載されているメリット・デメリット、基礎知識などについては最低限理解をしておくようにしましょう。

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