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フリーランスが受給できる助成金・補助金を紹介!種類やメリットを解説!

フリーランスが受給できる助成金・補助金を紹介!種類やメリットを解説!

最終更新:2021/10/13 投稿:2019/12/30
フリーランスが受給できる助成金・補助金を紹介!種類やメリットを解説!

フリーランスの方でも受給できる助成金や補助金があることをご存知でしょうか?開業時や法人登記する際、そして事業拡大の際など潤沢な資金が必要となりますよね。そんなときに中小企業だけでなくフリーランスの方でも受給対象となる助成金や補助金が存在します。国や公的な機関が提供するものであるため「難しい」や「めんどくさい」などで敬遠される方も多いようですが受給対象の資格がある場合、間違いなく検討したほうが良いでしょう。ではどのような助成金そして補助金が用意されているのでしょうか?こちらの記事ではフリーランスが受給できる助成金・補助金を理解するために様々な種類やメリットを解説していきます。

助成金とは

助成金とは厚生労働省が管轄する主に雇用を目的とした支援金です。受給資格を満たしていれば基本的に全ての方が受給対象となり、難しい審査が無いことや返済不要という特徴があります。助成金の主な種類としては社員の雇用やキャリアアップなどといった雇用に関わるものが中心となっております。最新の助成金に関する情報を厚生労働書のホームページにて公開がされております。

助成金の特徴
・要件を満たしていれば受給可能
・返済義務無し

厚生労働省『事業主の方のための雇用関係助成金』はこちら>>

フリーランス向け案件はこちら>>


補助金とは

補助金とは経済産業省や地方自治体が管轄する事業者の発展や維持を目的とした支援金です。受給資格を満たした上で審査が存在し、公募を実施した上で決められた予算の中から受給対象となるか否かが選ばれるという特徴があります。補助金の主な種類は創業支援やものづくり支援など様々な種類が存在します。最新の補助金に関する情報は経済産業省や地方自治体のホームページにて公開がされております。

補助金の特徴
・要件を満た上で審査が存在する
・返済義務無し

中小企業庁『補助金等公募案内』はこちら>>

フリーランスが受給対象となる助成金・補助金

フリーランスが受給対象となる助成金、補助金を見ていきましょう。

創業補助金

創業補助金とは国や地方自治体が、事業者が創業時に必要となる設備投資費、人件費、販促費などを支援するために用意された補助金です。創業期というものは資金繰りに課題を抱える方が多く、自己資金だけでは満足な準備が出来ないという方を支援するために用意されたものです。国や自治体が支援する主な目的としては雇用の促進や新たな需要の創出などです。これらが行われることで景気を良くしていこうという狙いがあります。こちらの創業補助金は基本的に返還義務がありません。また審査が通り、受給対象となった方が補助金を受給できるのは承認後約1年後となっております。

創業補助金の特徴
・創業時に必要な費用へ活用出来る
・申請期間は毎年春頃に1ヶ月間設けられることが多い
・従業員1名以上雇用予定が対象となる

創業補助金の補助金額
▼金融期間から借り入れをする場合
・補助率
・補助金額
▼金融機関から借り入れをしない場合
・補助率
該当経費の2分の1まで
・補助金額
50万円以上200万円以内

IT導入補助金

IT導入補助金とは中小企業などの事業活性化を目的に、業務効率化を実現するためITツールの導入を支援するためのものです。近年、IT技術の革新により多機能、多様なサービスが生まれている中でそれらのツールの利用機会が増えるように補助金額の増額が行われております。その補助金額は最大450万円とされております。IT導入補助受給対象となる例は、宿泊施設がExcleで行われていた予約管理を宿泊予約管理システムを導入し情報の一元管理をすることや、保育・介護系事業者が紙などで管理していた帳票、書類作成をIT化するためのITツール導入などが挙げられます。中小企業及び小規模事業者の場合、ほとんどの事業者がソフトウェア費やITツール導入のためであれば補助対象者となります。

IT導入補助金の特徴
・ITツール導入の為に利用可能
・中小企業、小規模事業者が対象

IT導入補助金の補助金額
・補助金額
40万円以上450万円

IT導入補助金のホームページはこちら>>

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは主に日本商工会議所や全国商工会連合会が実施する従業員が少ない会社や個人事業主への事業活動を支援するための補助金です。主な目的としては小規模事業者の事業活動の維持継続とされております。補助対象となる経費は新規または既存のサービスの販路開拓のためのものが主です。補助金の交付決定前に発注及び契約した経費は対象外となります。

小規模事業者持続化補助金の特徴
・小規模事業者の事業継続のために利用可能
・新規または既存サービスの販路開拓のために利用可能

小規模事業者持続化補助金の補助金額
・補助金額
50万円以内
・補助率
経費の3分の2まで

中小企業ホームページ作成補助金

中小企業ホームページ作成補助金とは地方自治体が実施する中小企業や個人事業主がホームページを作成するために必要な費用を支援するための補助金です。こちらの申請は事業計画書や運営計画書などの資料が不要とする場合が多く、比較的手軽に申請可能なのがポイントです。またこちらは各自治体が様々な補助金制度を用意しており、制作するポームページの種類や用途によっても条件や採用率が変わってきます。対象となる経費については新規制作費以外にもホームページ制作に使用した『ソフト、書籍費用』などが補助対象となる場合もあります。

中小企業ホームページ作成補助金
・必要な書類が少なく比較的手軽に申請可能
・採択率は高い傾向に有り

中小企業ホームページ作成補助金
・補助金額
5万円前後
・補助率
経費の2分の1まで

助成金・補助金を利用するメリット

フリーランスが助成金・補助金を利用するメリットを見ていきましょう。

資金に余裕が出来る

用途に応じて様々な助成金や補助金が用意されており、知り得なければ必要経費を100%自己負担していたところを50%以上も支援してもらえます。また受給した助成金及び補助金は返済義務がありませんので安心して利用できます。

事業計画が整理される

補助金の申請には事業計画書の提出が必要とされる場合が多いです。フリーランスとして活動していると目の前の業務に専念するあまり事業計画や運営計画といった非常に大切な戦略的な部分がおざなりになりがちです。書類の作成等々は手間が掛かってしまう一方でこういった情報整理という意味合いでメリットとして捉えることが出来ます。ご自身のお時間が全く取れず、自ら事業計画や補助金受給のための申請作業を行えない場合、助成金及び補助金を専門に扱うコンサルタントに相談すると良いでしょう。

社会的信用を得られる

助成金や補助金の受給の為には国や公的な機関の審査を通過することが必要です。受給者は金銭的な援助を得られるだけでなく社会的な信用を得られるというメリットもあります。

雑収入となるため売上計上では無い

助成金や補助金は売上に計上するのではなく雑収入に計上されます。また基本的に収入として扱われることになりますが、消費税の課税対象にはなりません。(※法人税においては課税対象)収入ではあるものの、主となる業務においての売上での収入とは別物となります。

まとめ

フリーランスの方が受給できる助成金・補助金を理解するために種類やメリットについて解説させて頂きました。助成金と補助金の主な違いとしては助成金は雇用及び労働の改善のための支援金、補助金は経済及び地域の活性化のための支援金となります。助成金については雇用関係が発生する場合に該当する種類が多いため、主に中小企業が対象となりますがフリーランスの方でも雇用関係が発生している場合には漏れなく該当する助成金があるか確認をするようにしましょう。補助金については記事でもご紹介をさせて頂いたとおり、フリーランスの方でも申請可能なものが豊富にあります。必要経費に対して少しでも支援を受けて事業の拡大と維持が出来るように是非利用を検討してみて下さい。

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