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フロントエンドエンジニアが習得するべき最低限の技術について簡単に解説 !

フロントエンドエンジニアが習得するべき最低限の技術について簡単に解説 !

最終更新:2021/05/21 投稿:2020/08/05
フロントエンドエンジニアが習得するべき最低限の技術について簡単に解説 !

フロントエンドエンジニアとして活躍をするには基本的なHTML/CSSといったマークアップ言語のみならず、動的な機能をもたらすためのJavaScriptの技術やCMSの知識などを身につける必要があります。またユーザにとって満足度、利便性の高いWebページを実現するためのUI/UXの概念を理解する必要があります。この記事ではフロントエンドエンジニアが習得するべき最低限の技術について簡単に解説していきます。

フロントエンドとは

フロントエンドとはWebサービス利用者の目に触れる部分を表します。よってフロントエンドとはWebサービスの利用者が目に触れる部分のシステムを開発することです。フロントエンドの開発を行うエンジニアを『フロントエンドエンジニア』と呼びます。
システム業界では”見える部分を作る人”と呼ばれております。主な業務内容としてWebブラウザ上で見ることが出来るページや機能の作成など挙げられます。その際に利用される技術要素としてHTML、CSS、JavaScriptなどがあります。フロントエンド側がサーバーにプログラム実行のリクエストをすることで。サーバから必要な情報を受け取りWeb上にリクエストした内容が表示されます。

コーディングスキルを身に着けなければならない

コーディングとはHTMLやCSSなどのマークアップ言語を使用して、Webページの文章の構成やレイアウトを実装することです。

HTMLとは

HTMLとはWebページを作成するためのマークアップ言語です。正式名称は『HyperText Markup Language(ハイパーテキストランゲージ)』であり、それぞれの頭文字をとって略称した呼び名で親しまれております。主にWorld Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)と呼ばれるインターネット上のハイパーテキストシステムにおいてWebページを表現するために活用されております。
2020年現在、インターネット上で公開されているWebページのほとんどがHTMLで作成されております。HTMLではWebページを構成するにあたって見出しや段落の作成などのドキュメント構造の作成や編集、フォントや文字色の指定などといった見た目の作成や編集といったことを実現できます。
またハイパーリンクと呼ばれるURLを参照しテキストや画像に他のWebページへの導線となる役割を与える機能も用意されております。

HTMLの歴史やできることを解説している記事はこちら>>

CSSとは

CSSとはWebページの見た目・デザインを調整するためのスタイルシート言語です。正式名称は『Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)』であり、それぞれの頭文字をとって略称した呼び名で親しまれております。
CSSの登場によってHTMLで作成されたWebページ上での表現をより高度に装飾ができるようになりました。具体的には文字のサイズや色、レイアウトなどの表示スタイルなど細かな編集まで手が届くようになったのです。CSSはファイル名に拡張子の『.CSS』を付けることで、コンピューターにCSSファイルとして認識されます。

CSSの歴史やできることを解説している記事はこちら>>

JavaScriptで動的な機能を実現

フロントエンドエンジニアとしてWebページの作成を行うにあたって必ず出てくるニーズが『動的な機能の実現』です。これについてはHTML/CSSでは実現できるものではなくJavaScriptを習得する必要があります。

JavaScriptとは

JavaScriptとはネットスケープコミュニケーションズ社によって1995年に誕生したプログラミング言語の一種でその中でもオブジェクト指向スクリプト言語に区分されます。主な目的として動的な機能をWebページに生成するためのプログラミング言語として開発されました。Webサイト、Webアプリ、ゲームなど様々な用途に活用できるため注目を集めております。
名称にJavaが含まれるためJavaの仲間と誤解を生むこともありますがJavaScriptは全く異なるプログラム言語です。開発当時サン・マイクロシステムズ社が開発したプログラミング言語『Java』が大きな注目を集めていたことや同社との業務提携を行った背景もありJavaにちなんだ名称が付けられました。

JavaScriptのメリットや基礎知識を解説している記事はこちら>>

ユーザビリティと向き合う

ユーザビリティとは特定のサービスにおいてユーザー(利用者)が使いやすい、利便性が高いなどを意味する言葉です。ユーザビリティ(usability)の語源は利用者である『user(ユーザー)』と使い方を意味する『ability(アビリティ)』を合わせて出来た造語です。例えばWebサイトがとても見やすくて使いやすい場合など「ユーザビリティが高い(良い)」などとこの言葉を活用されるケースがあります。

UI/UXの設計

ユーザにとって満足度の高いUI/UXを実現するためにユーザビリティでは①有効性、②効率、③満足度の3つの観点を大切にしております。ユーザビリティはUI/UXの実用的品質を指すものなので、ユーザビリティの考えの元にUI/UXの設計を行います。

UI(ユーザーインタフェースとは)

ユーザーインターフェースとは、ユーザー(利用者)とコンピューターとの間で情報をやりとりするために用意された接点のことです。簡単に説明すると、ユーザーはパソコンを操作するためにマウスを利用し、タイピングを行うためにキーボード、視覚的な情報を得るためにディスプレイなどを活用します。このようにユーザーの指示をコンピューターに伝えたり、コンピューターからの出力結果をユーザーに伝えるための接点のことをユーザーインターフェースと呼びます。ユーザーインターフェースは略称してUIと呼ばれることがあります。

ユーザーインターフェースの意味や種類を解説している記事はこちら>>

UX(エクスペリエンスとは)

ユーザーエクスペリエンス(UX)とはユーザーインターフェース(UI)を体験したユーザー(利用者が)見やすい、使いやすいなどの感じた全てを表す名称のことです。UXの対象となるものは製品、システム、サービスなどユーザーが実際に体験する人工物全てとなります。特にWeb業界において今ではこの言葉を使わない人はいないくらいに重要な要素となっております。用いられている英語の『Experience(エクスペリエンス)』の直訳からも分かる通り、体験や経験を意味します。例えば、Webサイトのデザインを見て「美しい」と感じたり、検索エンジンを見て「直感的で分かりやすい」などと感じることもUXとなります。