世界規模で大問題となっている新型コロナウイルス。
新型コロナウイルスが日本に及ぼした影響、どのタイミングで日本での感染が広まっていったのか、
緊急事態宣言が発令された今、解説していきます。
新型コロナウイルス感染症とは、今までにヒトで感染が確認されていなかった新種のウイルスが原因と考えられる感染症です。
新型コロナウイルスについて、感染症法に基づいた「指定感染症」と検疫法に基づいた「検疫感染症」に指定されました。
人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類だと知られていますが、
深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるものは2種類でSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)です。
他の4種類に関しては、感染しても通常の風邪などの重度でない症状で完治すると言われています。
1月16日 | 新型コロナウイルス、国内で初の感染確認 |
1月29日〜2月17日 | 中国・武漢からのチャーター機、第1─5便が帰国 |
2月13日 | 政府、新型コロナウイルス対策第1弾を決定。総額153億円。 帰国者支援30億円、国内感染対策強化65億円、水際対策強化34億円等 |
2月19日 | クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」、陰性の乗客の下船開始 |
2月25日 | 政府が新型コロナウイルス感染症対策の基本方針 |
2月25日 | 政府が新型コロナウイルス感染症対策の基本方針 「今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で、極めて重要な時期」 ー 企業に対し、発熱等の症状が見られる職員等への休暇取得の勧奨、テレワークや時差出勤の推進等を強力に呼びかける ー イベント等の開催は全国一律の自粛要請を行うものではないが、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するよう要請 |
2月27日 | 安倍首相、全国の小中高・特別支援学校に3月2日から春休みまでの休校を要請 |
2月29日 | 東京ディズニーランド・シー 休園 国内テーマパーク休業一覧>> 安倍首相が会見 「今後1、2週間は国内の感染拡大防止にあらゆる手を尽くすべき」 「世界経済の動向も注視し、そのインパクトに見合う経済財政政策を行う」 |
3月2日 | 日銀総裁談話「今後の動向を注視し、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」 |
3月5日 | 中国、韓国からの入国者に2週間の待機要請(9日午前0時から) |
3月6日 | PCR検査、公的医療保険適用開始 |
3月9日 | 新型コロナウイルス政府専門家会議が現状認識を公表 「爆発的な感染状況には進んでおらず、一定程度持ちこたえている」 「感染者数は当面増加傾向、警戒を緩めることはできない」 「北海道の緊急事態宣言に基づく対策の効果を検証、19日めどに公表」 |
3月10日 | 新型インフルエンザ対策特措法改正案を閣議決定 新型コロナウイルス感染症をめぐる対応を「歴史的緊急事態」に指定 緊急対応策第2弾をとりまとめへ |
3月12日 | 安倍首相が記者会見「ストレス解消に屋外へ」「オリンピック予定通り」 |
3月23日 | 国税庁が納税猶予を発表 |
3月24日 | 東京オリンピック延期決定 |
3月28日 3月29日 |
東京都民へ外出自粛要請 |
4月3日 4月4日 |
再び外出自粛要請 |
4月8日 | 緊急事態宣言 発令 新型コロナ経済対策108兆円と発表 |
4月9日 | 自民党、団体要望で看護師に10万円支給案 |
4月10日 | 厚生労働省が感染爆発防止へ指針で軽症者をホテルに移動させることを検討 30万円現金給付、全国一律の基準発表 総務省が市町村に通知 |
4月14日 | 金融相、3月決算企業の有価証券報告書の提出期限を9月末までに延長 |
4月15日 | 政府、感染対策で17日から全世帯への布マスク配布を発表 政府・与党、家計向け追加給付検討、1人10万円案浮上 |
4月16日 | 首相、緊急事態宣言 全国に対象拡大と表 |
4月17日 | 緊急事態宣言拡大を受け、経団連会長「テレワークを推進」 国土交通省、賃料減免・猶予なら税や社会保険料1年間猶予 |
4月18日 | コロナ対応の交付金6月決定 都道府県に5千億円 |
4月19日 | コロナ軽症者向けに「宿泊施設21万室を確保」 経財相 「10万円給付」補正予算案決定へ 歳出総額25.7兆円 |
緊急/非常事態宣言とは、災害などによる国家の運営の危機に対して、緊急事態のために政府が特別法を発動することである。
今回の新型コロナウイルス感染症に対し出た緊急事態宣言について
緊急事態宣言が全国に広がるのか
政府は4月16日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための緊急事態宣言の対象をこれまでの7都府県から全国に広げることを決め、発表した。期間は7都府県と同じく、5月6日まで。
拡大の背景
安倍晋三首相は政府の対策本部で、都市部から地方への人の移動により、感染が拡大する傾向にあることを理由に挙げ、特に大型連休(ゴールデンウィーク)の帰省や旅行などでの「人の移動を絶対に避けるよう」呼び掛けた。
国民生活への影響
緊急事態宣言の地域が拡大されたことで、全国の知事が法律に基づいて住民に、生活や仕事に必要のない外出の自粛やイベントの自粛などを求めることができる。罰則はない。県立高校の休校を決めたり、その他の学校の休校を求めたりすることもできる。
既存の緊急事態宣言発令地域の変更点
政府は、4月7日の緊急事態宣言の対象だった埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7都府県に加え、北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都を加えた13都道府県をより重点的な取り組みが必要な「特定警戒都道府県」に指定した。
緊急事態宣言の継続時期について
安倍首相は、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけ、緊急事態宣言を5月6日に終えるには、人と人の接触を「最低7割、極力8割」減らす必要があると訴えた。感染拡大がおさまらなければ、緊急事態宣言は延長される可能性がある。
1月16日 | 国内初の感染者が武漢から帰国の神奈川在住の男性から発見 |
2月15日 | 感染者数 50人超え 感染スピードが格段に上がる |
2月21日 | 感染者数 100人超え |
2月27日 | 感染者数 200人超え |
2月28日 | ツイッターにて、トイレットペーパーが品切れになるというデマが流れ、東京都のスーパー・薬局から一斉に売り切れてしまう |
3月9日 | 感染者数 500人超え |
3月20日 | 感染者数 1,000人超え |
3月23日 | コメディアン 志村けん 感染発覚 |
3月25日 | ハリウッド俳優 トム・ハンクス 感染発覚 |
3月26日 | プロ野球選手 藤浪晋太郎選手 感染発覚 |
3月30日 | コメディアン 志村けん 死去 サッカー選手 酒井高徳選手 感染発覚 |
3月31日 | 感染者数 2,000人超え |
4月1日 | ケツメイシ RYOJI 感染発覚 |
4月3日 | 感染者数 3,000人超え 芸人 森三中 黒澤かずこ 感染発覚 |
4月9日 | 感染者数 5,000人超え |
4月9日 | 新たに4選手が感染発覚(総染数11選手) Bリーグ大阪 |
4月11日 | 幹部護衛官が感染発覚 両陛下と接触なし |
4月12日 | 感染者数 7,000人超え |
4月12日 | テレビ朝日の富川アナ感染発覚 「報道ステーション」MC |
4月14日 | 元阪神片岡氏が感染発覚 |
4月15日 | タレントの石田純一さん感染発覚 |
4月18日 | 感染者数 10,000人超え |
4月18日 | フリーアナの赤江さん感染発覚 テレ朝社員の夫がコロナ陽性 |
4月21日 | 森三中・黒沢かずこ著名タレント初の回復 |
4月22日 | 国内総感染者数11126人 |
【参考】
・日テレサイト 国内感染者数 推移グラフ
・1単位の動きで見れる 都道府県別グラフ
・厚生労働省ホームページ
・経済産業省ホームページ
・国土交通省ホームページ
森三中・黒沢かずこが新型コロナ感染から初復帰する芸能人になれば、仕事を再開する時期は今後、“黒沢基準”としてモデルケースになると思われます。“復帰Xデー”と芸能関係者が予想しているのは、2度の陰性判定を得てから「1か月後」だという。その根拠は、厚生労働省が公式サイトで示している基準の【2度陰性が確認され、退院した後も4週間は健康状態を毎日確認するよう求めている。】
「まずは自宅からのリモート出演、その後1か月ほど経過観察し、収録に参加するなどして本格復帰になるのでは」とテレビ局関係者は指摘。黒沢の現場復帰は、早くても5月下旬となりそうだ。
新型コロナウイルスが感染するときには、条件が揃っているとより感染がしやすくなると言われています。満員電車(つり革など)や飲食店(ドアノブなど)など、人が密集する場所では感染がしやすくなる。
また感染については以下の2種類が存在する。
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染する。
感染者がくしゃみや咳を手で押さえ、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。
その後別の人がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
・食欲不振、味覚・嗅覚がない
・手洗い
・うがい
・マスク着用
・アルコール消毒
新型コロナに対するマスク性能比較!特徴や種類などを簡単に解説はこちら>>
・人の密集したところに行かない
新型コロナウイルス対策!家庭でできる消毒法まとめはこちら>>
・人の密集したところに行かない
・夜の外出を控える
今回、日本に注目して見ただけでも、非常に多くの人が感染し、これがまだ初期段階だと云われています。現状、明確なワクチン、治療法が発見されていない為(ワクチンの記事はこちら>>)、感染を広げない事が一番の解決法だと言えると思います。前回の更新から約二週間、日本の頃な感染者数は約2倍の1.1万人になり、首都圏だけでなく全国に緊急事態宣言が発令され、国中が厳戒態勢に置かれています。
しかし、休業・外出自体の強制力はなく、まだまだ多くの人が外出しているのが現状です。政府も、休業者や所得が下がった国民向けに様々な対策をしていますがそれも追いついていないのが現状と言えます。そのため、国民一人ひとりが高い防衛意識を持って行動していくのが重要だと思います。