案件評判
フリーランスが海外で働くメリットと注意点について解説

フリーランスが海外で働くメリットと注意点について解説

最終更新:2021/10/13 投稿:2019/11/01
フリーランスが海外で働くメリットと注意点について解説

今回はフリーランスが海外で働くメリットと注意点について解説させて頂きます。近年、日本におけるフリーランス人口の増加が話題になっていますが、実は海外、特に北米ではフリーランスという働き方が日本以上に一般的となっており、数年後には就労者の半数がフリーランスとして働く時代が来ると言われています。そんなフリーランス先進国で働くことは、日本人のフリーランスにとっても様々なメリットがあり、今後のキャリアの観点でも間違いなくプラスの影響を及ぼします。注意点も踏まえて、海外で働くことを検討してみてはいかがでしょうか。

フリーランスが海外で働くメリット

フリーランスが海外で働くメリットについて解説させて頂きます。
日本でもここ数年、フリーランスという働き方が一般的になってきて、フリーランス人口も増えてきました。2018年時点で日本におけるフリーランス人口は就労者全体の17%を占めており(※フリーランス協会参照)、約6人に1人がフリーランスとして働いていることになります。しかし海外では日本よりも早いペースでフリーランスが増加しており、アメリカでは国民の1/3がフリーランスとして働くことを選択しています。このようにフリーランスがより一般的となっている海外において、日本人がフリーランスとして働くメリットは以下の通り。

フリーランスが海外で働くメリット
・案件単価が高い
・スキル・キャリアの幅が広がる
・海外にネットワークができる
・物価の安い国で生活ができる

フリーランス向け案件はこちら>>


案件単価が高い

職種が限定されてしまうのですが、一般的に海外では日本よりもエンジニアの価値が高く、単価が高い案件が多く存在します。特にIT大国アメリカでは、エンジニアをはじめとするIT人材がとても重宝されており、日本よりもかなり高い報酬を期待できます。そのため、高い報酬を求めて世界各国からレベルの高い人材が流入するため、アメリカでエンジニアとして活躍するには相当スキルを上げておかなければなりません。

スキル・キャリアの幅が広がる

上で紹介させて頂いた通り、海外には世界から優秀な人材を求めている企業がたくさんあります。そういった環境には非常に優秀な人材が集まるため、そこで働く経験が詰めれば、その後の自身のキャリアにとって大きなステータスとなります。日本に戻って学んだスキルや経験を国内に伝えていくのも良いでしょうし、別の国でスキルを生かすのも良いでしょう。とにかく一度海外のハイレベルな環境で経験を積むと、様々な場所で生かすことができます。

海外にネットワークができる

海外でフリーランスとして働くことで、日本で働いていたら出会えないような、世界各国の優秀な人材と出会うことができます。海外の人と知り合うことで自分の価値観が広がりますし、仕事においても有益な情報を提供しあえるwin-winの関係が築けるでしょう。

物価の安い国で生活ができる

近年、物価の安い東南アジアでフリーランスとして働く人も増加しています。カンボジア、タイ、ベトナムなどは物価が安い上、Wi-Fiなどのネット環境も比較的整備されているので、フリーランスが働きやすい環境と言えます。このケースではクラウドソーシングなどを活用し、日本の仕事を請けながら、物価の安い海外で生活するパターンが多いです。ブロガーのマナブさんがこの働き方を実践している第一人者になります。

マナブさんのブログ「manablog」はこちら>>

フリーランスが海外で働くために必要なこと

フリーランスが海外で働くために必要なことについて解説させて頂きます。
海外で働くことに魅力を感じると、すぐにでも行きたくなってしまう方がいると思います。しかし海外でフリーランスとして働くことは、日本で独立することとは訳が違い、下調べや準備が必要になります。現地で路頭に迷うことのないよう、日本でできることはクリアしてから海外進出に挑戦しましょう。

世界に通用するスキルを磨く

海外の仕事を獲得しに行く場合、現地で必要とされるスキルの程度を理解しておく必要があります。いざ現地に行ってみたら、自分のスキルでは全く太刀打ちできず、仕事に困ってしまうということは避けたいですよね。また英語を現地の方と同レベルで話せる方であれば、大きな問題にはなりませんが、やはりコミュニケーションに多少の障害が出る方が多いのではないでしょうか。海外で働くためには、そのマイナス部分を補って余りある価値を提供しなくては、仕事にありつくことができません。それも踏まえて、現地で需要の高いスキルなど、下調べが必要でしょう。

当面の生活費を貯蓄しておく

渡航先でビザや滞在許可を申請するためには、一定以上の貯金残高照明が必要になることがあります。ビザ発行までは2〜3ヶ月ほどかかることもあるため、その期間は働かなくても生きていけるくらいの貯蓄をしておくことが必要となります。

フリーランスが海外で働く際の注意点

フリーランスが海外で働く際の注意点について解説させて頂きます。
旅行で海外には行き慣れているという人でも、旅行目的で渡航するのと、仕事をするために渡航するのでは注意しなくてはいけないポイントが異なります。特に税金関係や法律関係については現地で確認しようと思っても、どこに聞いて良いのかわからず、知らずに違反を犯してしまうというケースがあるため、渡航前にしっかりと把握しておくことが大切です。

確定申告と納税について

海外で働きながら現地で生活していると、税金はどこに払ったら良いのだろうと疑問に思うことがあると思います。現在のルールでは「日本に居住していることが認められれば」日本で納税を行い、「日本に居住していることが認められなければ」滞在先の税法に乗っ取って納税を行うことになります。
ここでの日本に居住しているか否かの判断基準は以下の通りです。

居住地が日本となる場合
・日本国内に住民票がある
・日本を出てから1年以内である

上記のどちらかが当てはまれば、居住地は日本ということになり、確定申告や納税を日本のルールに従って、日本で行う必要があります。

その際には、出発前に定めた「納税管理者」という、本人の納税を代理する人物が代わりに確定申告書類の提出、納税を行うことになります。一般的に親族などがその役割を担うケースが多いです。

移住先の法律について

海外で生活しながらフリーランスとして働く場合には、渡航前に現地の法律やビザについて必ず確認しましょう。確認不足により、渡航したは良いが現地で働くことができないトラブルに遭遇する恐れがあります。

まとめ

フリーランスが海外で働くメリットと注意点について解説させて頂きました。
世界を舞台に活躍するためには、何かの分野における高いスキルと知識が必要です。そのスキルや知識が海外の市場で通用するのかについて、渡航前に正しく把握しておくことが大切でしょう。また同様に、渡航先の税金や法律、その他のルールについても、事前にしっかりと下調べを行い、後悔のない移住生活を送れるようにしましょう。

案件評判
常駐する会社が、実際どんな会社で、どんな案件が動いているか詳しく知りたい。
これは常駐形態で働く方なら誰もが感じていることだと思います。 常駐の働き方をされている方は是非一度「案件評判」で案件についての評判をチェックしてみてください。